どこか寂しい世界
どこまでも美しい世界
ひどく理不尽な世界
まるで引き寄せられているかのよう。
あなたは真実に呼び出された。
理不尽と同じ数の結末。
195と初めてゲームを遊んだ。
コマンドを解放した。
先生…?
会いに来たよ。
こんな場所で何をしているんだ。さっさと行くんだな。
赤いビー玉を手に入れた。
どこかのカギを手に入れた。
エビのビンを手に入れた。
金色のホイッスルを手に入れた。
赤い本を手に入れた。
青い本を手に入れた。
黄色い本を手に入れた。
お絵描きブラシを手に入れた。
ペンギンコインを手に入れた。
ハンドルを手に入れた。
ロッカーのカギを手に入れた。
ほね付きお肉を手に入れた。
理科室の鍵を手に入れた。
トクロさんの記憶を思い出させた。
「餌付けするなよ。」
「…………………。」
「ハル、いつまで触ってくるのだ?」
「アイツ、どうしてるかな。」
「心配かけたわね、カレット。」
「はじめまして、あるいはひさしぶり だね。」
#0が完了した。
#1が完了した。
#2が完了した。
#3が完了した。
#4が完了した。
#5が完了した。
#6が完了した。
#7が完了した。
わたしの考えをまとめれるようになった。
さわったモノを思い出せるようになった。
おはなししたコトをたどれるようになった。
上達した195を倒した。
張り切っていた195を倒した。
色々覚えた195を倒した。
機械学習する195を倒した。
ジェノサイドモードの195を倒した。
兵器レベルの195を倒した。
195が友達に最適化したプログラムを完成させた。
「お話の続きは、また明日。だってよ。」
お話の続きは、また明日。
ありきたりな話。
おやすみなさい。
青いクツをを手に入れた。
おさかなフリーパスを手に入れた。
おおきな電池を手に入れた。
いつの日か触れることを夢見て。
「 」
この木は何の木?
未定義の木ね。
「消費期限が無限のパンを入れておいたわ。石より硬いけど、気にしなければ大丈夫よ。」